近視進行抑制治療を行っています

小学生からタブレット授業が導入され、今後、近視の児童は増加の一途と予想されます。

極端に進行した近視は将来の視力低下につながる病気のきっかけにもなるものです。

一度進行した近視は無かったことには出来ません。近視進行抑制治療は近視が進行しやすい成長期からの対応が必要です。

現在、当院で可能な近視進行抑制治療は3種類有ります。

① 点眼薬治療(リジュセアミニ):低濃度アトロピン点眼薬

② コンタクトレンズ : マイサイトワンデー

③ 眼鏡 : ミヨスマート


低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ)は、近視の進行を遅らせる(眼軸長の伸展を抑制する)という点で

臨床的にも有意義な効果が確認されている治療法の一つです。

就寝前に1回点眼するだけですので、痛みや苦痛も伴わず、お子さんも保護者にとっても、とても楽な治療法です。

令和7年4月より、0.025%は国産の点眼薬が発売になり,更に令和8年6月からは選定医療になりました。

♦ 重篤な副作用の報告はありません。

*この薬の本来の作用により、一時的に瞳孔(黒目)が大きくなりまぶしく感じますが、

数時間でほぼ正常な状態に戻りますのでご心配ありません。

♦ 近視の進行を平均約60%軽減させる良好な点眼薬と言われております

*日本での疫学調査では約50%という報告があります。

コンタクトレンズ(マイサイトワンデーは通常の視力矯正用のコンタクトレンズと使用方法は同じです。ただし、見え方は少し違和感があるかもしれませんが、1-2週間で慣れていく方が多いようです。
1dayタイプのレンズですので、毎日交換で衛生的にもいいですね。

問題点としては、小学生が自身でコンタクトレンズの管理をするのは難しいので、保護者の管理が必要という事です。

お値段も通常のコンタクトレンズよりお高くなります。

眼鏡(ミヨスマートは年齢に関係なく使用でき、お手入れも特に必要ないので、どなたでもお利用いただけます。

近視進行抑制眼鏡は特別なレンズ仕様になっていますので、通常の眼鏡に比べ値段が高くなります。レンズだけで約8万円、フレームも合わせると10万前後のお値段になるようです。

また、この眼鏡はどこの眼鏡店でも作成できるわけでは無く、作成できる店舗がお近くにない場合もあります。ちなみに、能代市内には1件ありますので、当院で眼鏡処方される方はご安心ください。

眼鏡は作ったら終わりではありません。眼鏡店では3か月に1回の定期検査、眼科での定期検査も必要です。近視の進行具合で眼鏡の調整も必要だからです。


当院での治療の流れ(点眼薬の場合)

点眼薬治療が可能かどうか

視力検査を行います(保険診療)

      ↓

精密検査および点眼指導を行い1か月分の点眼薬を処方します

(要予約 約90分)

      ↓

1か月健診

眼の状態に問題が無ければ3か月分の点眼薬を処方します

      ↓

以降、3か月に一度の定期検査を受けて下さい

年に1度精密検査を行います

成長が止まる18歳ごろまでの継続治療が理想です
最低でも2年間は継続してください)


点眼薬の副作用として、アレルギー性結膜炎、瞳孔が広がることによるまぶしさ、近方の視力低下、眼圧の上昇、顔の発赤、などがあげられますが、100倍に希釈されていることにより、副作用の発現は抑えられています。


低濃度アトロピン点眼薬(リジュセアミニ)を使用するにあたっての注意点

 近視進行抑制治療は選定医療です

検査は保険診療、薬剤は全額自己負担です

*あくまでも近視進行の抑制治療であって、現在の近視を治すものではありません。今後進行するであろう近視を50~60%抑制するものです。

*治療には適応年齢、近視の程度の判断が必要ですので、治療出来ない場合もございます。


料金について

<初回 > 

           検査料   保険診療分

   点眼薬1か月分  4,500円   (税込み4950円)      

<1~3か月健診>

   検査料   保険診療分

   点眼薬3か月分   12,000円     (税込み 13200円)


*紛失時の点眼薬 1か月分     4,500円(税込み4950円)

*上記点眼薬は0.025%の金額です

*0.001%につきましては現在使用中の方で終了とさせていただきました。 


なお、コンタクトレンズ、眼鏡に関しましては通常の保険診療となります。

リジュセアミニ点眼薬を併用する場合は、選定医療扱いになります。

工藤眼科医院  工藤コンタクトレンズ

眼科医院です。診療時間、取り扱い疾患、医院内の説明など、ご確認ください。

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